ムアツは、繊維を使用した一般的な布団と異なり、良質なウレタンフォームを使用しているため、ホコリやダニの心配が少なく、お手入れ方法もとても簡単です。
今回は、ムアツを長く快適にお使いいただくためのポイントをご紹介してみます。
風通しを良くする
基本的なお手入れとしては、室内に立てかけるか陰干しするだけ。直射日光の当たる場所に干す時には、変色を早める原因にもなりますので、通常のお布団より短めの時間(30分以内)にしてください。
ウレタンフォームは、ご家庭では洗えません。汚れがひどい場合には、ふとん専門のクリーニング店にご相談いただくか、お客様相談窓口までお問い合わせください。
ご使用後に敷いたまま放置しておくと、カビの発生の原因ともなりますので、ご注意ください。
側地も清潔に
ムアツふとんの側地は、通気性にこだわって作られています。また、現在販売中の商品の側地は全て、抗菌防臭効果のあるポリジン加工済で、丸洗いもできるので、毎日清潔にご利用いただけます。ただし、以前のモデルや一部特殊な商品については、ご自宅でお洗濯できないものもございます。説明書や洗濯表示をご確認いただくか、お客様相談窓口までお問い合わせください。
側地が洗えるタイプの商品は、取扱絵表示に沿って洗濯してください。側地が洗えないタイプの商品は、汚れた部分に中性洗剤をつけタオルなどですぐ拭き取るか、つまみ洗いをしてよく乾燥させてください。
ムアツは耐久性が高く長くお使いいただけますが、側地は布なので長期間使用するとヨレや汚れが蓄積してしまいます。汚れやヨレが気になった時には交換をおすすめいたします。
▶替え側(交換用側地)はこちら
必見まるわかり!実は簡単な側地(替えがわ)交換
大きなムアツの側地の取り外しは大変そう…と思っていませんか。ファスナー付きで、コツを掴めば難しくありません。新しい側地やキレイにお洗濯した側地に取り替えれば、新品のようなムアツでおやすみいただけます。
のべタイプの側地交換
まず、ムアツを広げてファスナーを外して側地を取り、中のウレタン素材の中芯を取り出します。次に新しく被せる側地を開き、上下の向き(タマゴの点がある方が上です)に注意して中芯を中に入れます。L字ファスナーになっていますので、角をきっちり合わせてから入れてください。最後に角に隙間やシワが入っていないことを確認しながら、中芯をファスナーに巻き込まないよう注意して、ファスナーを閉めていきます。
三つ折タイプの側地交換
まず、ファスナーを外して側地を取り、中のウレタン素材の中芯を取り出します。次に新しく被せる側地を開きます。3ブロックに分かれてつながっているので、1ブロックずつ入れていきます。上下の向き(タマゴの点がある方が上です)に注意して、1つ目の中芯を入れます。1つ目の中芯が正しい位置に入ったのを確認し、挿入した部分までファスナーを閉めます。2つ目、3つ目についても、上下の向きに注意しながら、1つ目と同じように入れます。最後に角に隙間やシワが入っていないことを確認しながら、中芯をファスナーに巻き込まないよう注意して、ファスナーを閉めていきます。
正しくお手入れすれば長く使えて経済的
ムアツは、正しいお手入れすれば長く使用することができます。(ムアツは7年~8年ほど、20年ムアツは20年の使用想定で耐久試験を実施)一般的な敷き布団のように、打ち直しの必要がありません。長く気持ちよくお使いいただくためにも、基本の風通しと側地を清潔に保つことをお勧めします。