快眠メソッド１.寝るためだけのパジャマを用意。着替えるだけで「眠る」スイッチをオンにする！

みなさま、寝るためだけの「パジャマ」はありますか？部屋着をそのままパジャマにしている方や、パジャマのまま１日過ごすこともある、なんて方もいるのではないでしょうか。
ぜひ、寝るためだけのパジャマを用意しましょう！それを習慣にすることで、パジャマをきるだけで、からだが眠る時間がきた！とからだが自然と眠りモードに。
「パジャマを着る」🟰「寝る準備」という入眠儀式となります。寝るためだけの「パジャマ」を、せっかくならちゃんと選びたいという方にむけて、「快眠のためのパジャマ」のポイントをご紹介します。

①伸縮性が高いこと

私たちは睡眠中に何度も寝返りをくりかえします。伸縮性がないと、その度に体が引っ張られて眠りが浅くなってしまうのです。生地がよく伸びるか確認してください。

②吸湿発散性が高いこと

夏だけでなく、冬場であっても就寝中はかなり汗をかいています。それを吸い取って発散してくれる素材でないと、汗がまとわりついて、不快感で眠りが浅くなります。汗をよくすうものを選びましょう！

③長袖で長ズボンかつ、ワンサイズ大きめを選ぶ

季節を問わず、長袖長ズボンであることはマスト。もちろん夏もです。
就寝中にかいた汗を素早く吸い取ってもらう目的があります。そしてジャストサイズではなく、ワンサイズ上を選ぶことで、寝返りがスムーズになります。締め付けがないものを選びましょう。

④生地は好みの肌心地を重視

肌触りも無視できません。つるつる、さらさら、ふわふわ。好みは人それぞれ。実際にさわって気持ちいいと感じるものを選ぶことで、よりリラックスしやすくなります。
おすすめの素材は、伸縮性と吸湿性を考えると「綿95%・ポリウレタン５％」程度の、綿がメインの混合素材です。ポリウレタンが少しはいることで、伸縮性がでてきます。
また、ブナの木を原料としたレーヨンの１種でシルクに似た性質をもつ「モダール」も推したい素材。「モダール５０％以上」の素材は、薄くて肌触りもよくストレッチ性も抜群です。

快眠メソッド２．リラックス効果のある「香り」を味方につけて「眠り」スイッチをオンにする

快眠を得るための環境づくりとして、香りにこだわるのもおすすめです。好きな香りに包まれることで幸せな気持ちになります。
また、パジャマと同様に、入眠儀式としてからだに記憶させるのも大事なポイント。寝るためだけの「香り」を選びましょう。快眠効果につなげるための、香り選びのポイントをご紹介します。

①好きな香りを選ぶこと

好きな香りに包まれているだけで幸せな気持ちになります。逆に、好きではない香りは安眠効果を妨げてしまいます。

②リラックス＆鎮静効果のある香りを選ぶこと

ラベンダー、ベルガモット、レモングラス、ジャスミン、ゼラニウム、カモミール、サンダルウッド、フランキンセス、イランイランなどがおすすめです。また、アロマだけではなく木材の香りにもリラックス効果があると言われており、スギやヒノキの香りは、交感神経の働きを抑制するデータがでています。
寝室にこれらの木材を取りいれることができたら最高ですね。ホテルや旅館を選ぶ時のポイントにもなります。

アロマを選ぶときは、効果効能も大事ですが、何よりも自分の好みを優先しましょう。
「ああ、いい香りだな」と感じて眠りにつくことが、とても豊かなことです。枕カバーの裏側に、好みの香りを数滴たらして眠ったり、ルームフレグランスで寝室を好きな香りで満たしたり。お気に入りの香りのボディグリームを使用したり。
私は、寝るためだけの「香り」アイテムを３パターンぐらい見つけて、気分や季節によってセレクトしています。リラックスできるかをイメージしながら、ぜひ、寝るためだけの「香り」を見つけて、快眠のお守りにしましょう。

快眠メソッドを２つご紹介しました。この２つがナイトルーティンとして習慣化すれば、おうちではもちろんのこと、「マイパジャマ」と「香りアイテム」を持参するだけで、お出かけ先が快眠空間に早変わり。
「眠り」のスイッチをオンにできたら、どこでもぐっすり眠れます。しっかり眠ることで翌日のパフォーマンス力が格段にアップします。ぜひ取り入れてみてくださいね！