羽毛ふとんの選び方

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450年以上受け継ぐ家名と伝統のある昭和西川の羽毛ふとんは、
職人の確かな技術によって工場でひとつひとつ丁寧に作られているこだわりの逸品ばかり。
自分に合った羽毛ふとんの選び方をわかりやすく解説します。

羽毛ふとんの種類
良い羽毛ふとん3箇条
羽毛ふとんをこだわりから探す
羽毛ふとんおすすめランキング
羽毛ふとんを長く使う秘訣

冬用
(本掛け)

羽毛の量が多く保温性に優れている最もポピュラーな羽毛布団。
寒い時期には必須の１枚です。

羽毛の量が多く保温性に優れる

春秋用
(合掛け)

季節の変わり目や気密性の高い家におすすめの中厚タイプ。

季節の変わり目や気密性の高い家に

夏用
(肌掛け)

夏場でも快適に過ごせる軽くて薄い羽毛布団。

軽い＆薄い、夏場でも快適

2枚合わせ

合掛けと肌掛けを組み合わせて使うと様々な季節に対応できます。

様々な季節に対応

01　軽くてあたたかい

羽毛の種類とダウンパワーをチェックしよう！

羽毛ふとんの「あたたかさ」と「軽さ」を決める要素には、「羽毛の種類」と「ダウンパワー」の2つがあります。

羽毛の種類

ダウンは主に水鳥の胸～腹部にかけて多くみられる柔らかな羽毛で、一つ一つがたんぽぽの綿毛のようなダウンボールになっています。
上記の図のようにダック→グース→マザーグースの順に体が大きくなり（飼育期間が長い）ためダウンボールも大きくなります。

羽毛の種類	ダック	グース	マザーグース
メリット	●比較的入手しやすい。	●一般的にダックに比べてふくらむ力（ダウンパワー）が強く、軽量でもボリュームが出る。 ●草食のためダックに比べて臭いにくい。	●ダウンボールが大きいため暖かさはもちろん、ボリュームと軽さを高いレベルで両立。
デメリット	●雑食のためグースに比べて臭いやすい	●ダックに比べて高価	●この3種類の中では最も高価
品質	★	★★	★★★
購入	商品を探す	商品を探す	商品を探す

スクロールできます

原料になるのは、
厳しい寒さに耐える水鳥の羽毛のみ

緯度の高い寒冷地や、寒暖の差の激しい地域で育った水鳥ほど、一般的にクオリティの高い羽毛が取れると言われています。それは、寒い地域で過ごす鳥は、寒さから身を守るため、より保温性の高い羽毛をまとう必要があるから。
そこで、寒さが厳しい北緯48~50度の「ダウンベルト」の地域を中心に厳選。厳しい寒さに育まれた良質な羽毛のみを調達しています。

ダウンパワー

ダウンパワーは「羽毛の膨らむ力を表す指標」です。
数値が高いほど膨らむ力が強く、羽毛が空気を多く含むため、軽くて暖かくなります。

350〜390dp

標準的なレベル。寒冷地ではない地域で、秋～冬向けの羽毛ふとんに適しています。
400～420dp

快適な保温性を持ち、一般的な冬の使用に向いています。この数値があればしっかりと温かく感じられます。
430～460dp以上

非常に膨らみが良く、高品質な羽毛ふとんです。寒冷地や特に寒がりな方におすすめ。軽さも感じられ、重いふとんが苦手な人に最適です。

02　身体にフィットする

キルトの数と種類をチェックしよう！

羽毛ふとんがしっかりと体にフィットすることで熱を逃さず保温できるようになります。
基準としては「キルト数（縫い目）」と「キルトの種類」を確認します。
キルトは、羽毛がふとんの中で移動しないように羽毛を区切る役割を果たしています。

キルト数

羽毛ふとんのマス目は、少なすぎると１つのマスが大きくなり、マス目の中で片寄りが出来てしまい保温力が失われてしまいます。逆にマス目を多く作り細かくしすぎてしまっても、羽毛が十分に膨らむスペースを確保できず、全体の保温力が失われてしまいます。
昭和西川の羽毛ふとんは、中身のダウンによって適切なマス目に変更しています。